「BEE-R GOGGLES」は、ビールをもっとおいしく飲むために作られたバーチャルリアリティ(VR)ヘッドセット。Joseph Daviesさん、Jean-Baptiste Le Divelecさん、Aste Gutierrezさんらによって考案された。
使用するには、ヘッドセットを顔ではなく、ビールグラスに装着する。装着といっても輪ゴムではめるだけなので、初めての人でも10秒くらい、慣れれば2~3秒で装着可能だという。
装着したら、いつも通りにビールを飲むだけ。すると目の前に、ビール内部にカメラを入れて撮影された映像が広がるという仕組みだ。これにより、まるでビールの海に全身浸かりながらビールを飲んでいるような気分を味わえるそうだ。
いつもの10倍、ビールがうまい!!
(注:効果には個人差がある気がします)
居酒屋などでビールを飲んでももちろんうまいが、ビアガーデンなどで屋外の景色を眺めながら飲むビールはもっとうまい。まして、ビールの海に浸かりながら飲むビールは、このうえなくうまいはずだ……と、いうことらしい。
(注:効果には個人差があ…)
製作者の一人Joseph Daviesさんは「BEE-R GOGGLES」について、次のように説明している。
「誰もがビールを飲み、それを楽しんでいる。だが、ビールを“体験”してはいない。『BEE-R GOGGLES』は、世界中のビール好きのために作られたVRヘッドセット。ビール好きがビールに、かつてないほどどっぷりと浸かれる」
Joseph Daviesさんのサイトでは、「BEE-R GOGGLES」の発売日や価格などについては触れられていない。おそらく、市販化されることはないだろう。本気で「BEE-R GOGGLES」が欲しいというビール好きの方には、自作することをおススメする。ビールの映像さえ撮影できれば、あとはスマートフォンとダンボール、そして輪ゴムがあれば作れるはずだ。
それ以外で必要とされるのは、周囲の人の視線に耐えられる、ハートの強さだけかもしれない。