でも、「85 Lamps Chandelier」は85個の電球で構成された、シンプルかつ装飾性ゼロなデザインの“シャンデリア”。オランダのデザイナー Rody Graumans さんが製作しました。
「85 Lamps Chandelier」の構成はケーブルとコネクタ、そして裸電球だけ。もしこのシャンデリアの電球の数が1個だけであれば、昭和30年代の4畳半を彷彿とさせる、侘しいものとなるでしょう。かぐや姫の『神田川』や『赤ちょうちん』が聞こえてきそうです。
でも、そんな裸電球も束になって掛ると豪華なものに変身。85個のランプで構成された「85 Lamps Chandelier」は、理由は不明ですが、とても豪華な“シャンデリア”に見えます。これが“物量で圧倒する”ということの意味なのかもしれません。
……裸電球をいっぱい吊るしているだけなんですけどね
「85 Lamps Chandelier」が最初に販売開始されたのは1993年。白熱電球85個で製作されていました。電気代がすごくかかりそうで、部屋が暑くなりそうで、電球がしょちゅう切れそうで、その交換の煩わしさで心の糸が切れてしまいそうで、想像するだに恐ろしい代物です。
寒い日には、人が集まってきそうです
でも2012年版は電球を LED に交換。この結果、上記の問題点がすべてクリアされたそうですよ。LED ってすごいですね。ノーベル賞をもらった理由がわかる気がします。
電気代が違う(多分)!!
サイズは70×100cm。重さは約20キロだそうです。価格は2,695ユーロ(約39万7,000円)。日本への送料が別途207.91ユーロ(約3万円)必要となります。
でも、シャンデリアとしては軽い方??