
以前、姉妹サイト「インターネットコム」で紹介した BioLite の「BioLite CampStove」。これは調理に使えるだけでなく、発電機能も持ったキャンプ用小型ストーブでした。

「BioLite CampStove」は、機能的にはとっても魅力的な製品。でも、デザインがいまひとつという声がありました。また、サイズが小さすぎるため、調理できる量が限られるという面もあったようです。
これらの不満を解消するため、BioLite はより大型でクールなデザインを持つ「BioLite BaseCamp」を開発。現在、プレオーダー受付中です。いま申し込むと2014年の秋には入手できるようです。

充電機能ももちろん搭載
「BioLite BaseCamp」は、33センチの大型グリルを備えた、ファミリー向けのキャンプストーブ。環境保護を強く意識しており、専用の燃料ではなく、小枝、枯れ葉、松ぼっくり、読み終わった新聞などを燃料として利用できます。このため、キャンプ時だけでなく、災害時にも有用と考えられています。


でもそれだけではありません。「BioLite BaseCamp」には、燃料が燃えるときの熱を利用して、発電する機能が備えられているのです。USB ポートが装備されているので、スマートフォンなど、USB 接続機能を持つ様々なデバイスの充電が可能。BioLite によれば、「BioLite BaseCamp」で30分充電すれば、通常のスマートフォンであれば5時間程度の通話または20時間程度の音楽ファイル再生が可能になるそうです。


サイズは、高さ58x幅53センチで、重さは8.16キロ。重さだけを見ても、935グラムの「BioLite CampStove」より、かなり大型化されていることがわかります。

「BioLite BaseCamp」は、同社のオンラインショッピングサイトで購入可能。価格は299.95ドルですが、日本への送料が別途必要となります。送料は、現時点では未定とのこと。日本では、モンベルの通販サイトなどで購入できるようです。