“味しみしみ”のチャーシューがたった10分でできる?「リード クッキングペーパー」の外箱に掲載されているレシピに惹かれ、試してみることにしました。
ライオンが展開する「リード クッキングペーパー」は、ロールタイプのクッキングペーパー。厚手のフェルト状で破れにくいため、落としぶたや油切り、水切りなど、調理のさまざまな場面で使うことができます。
「新提案!レンジで10分 味しみ1品」というキャッチコピーがついた外箱には、「鶏むね肉のやわらかチャーシュー」というレシピが掲載。このクッキングペーパーを使って鶏むね肉を調理することで、ムラなく、煮崩れなく仕上がるのだとか。電子レンジ調理では“ムラ”で悩むことが多い筆者。レシピ通りに作って、リード クッキングペーパーのお手並みを拝見することにします。
鶏むね肉は観音開きにして、塩コショウやハチミツをもみこみます。事前に常温に戻しておくのがポイント。
味付けした鶏むね肉を円柱状に巻いたら、リード クッキングペーパーでくるりと包みます。手に力が入りやすいので、クッキングペーパーが破れてしまわないよう慎重に。
しょうゆやみりん、生姜などを合わせた調味液をクッキングペーパー全体に染みわたるようにかけたら、耐熱皿にのせた状態で電子レンジへ。表裏4分ずつ加熱します。庫内からしょうゆや生姜の香りが漏れ出てきて、まだ加熱が終わらないうちから食欲をそそられる!そして加熱された調味液が、庫内に結構飛び散っていることも見て取れます。あとでしっかり拭き掃除しなくては...。
計8分の加熱が終わればできあがり。クッキングペーパーが鶏むね肉にぺたりとはりついており破れやすいので、紙片がのこらないよう目を凝らしながら慎重にはがします。はがし終わると、少しいびつですが円柱状の鶏チャーシューが姿を現しました。結構色白だけど、こんなに簡単にできて感激です。
できあがった「鶏むね肉のやわらかチャーシュー」は、しっかり火が通りながら、肉汁をとどめたしっとりした質感。内側に巻きこまれた塩コショウやハチミツにより、ジューシーでメリハリのある味わいです。全体としてあっさりまとまっているので、チャーシューというより、鶏ハムという呼び方の方がしっくりくるかと。筆者は鶏むね肉の下処理に手間取り、10分以内に作り終えることはできませんでしたが、ムラなく仕上がって満足しました。
外箱はこのほかにも温野菜の作り方を掲載。濡らしたリード クッキングペーパーでブロッコリーを包み、電子レンジで加熱すると、ゆでたときに比べてビタミンCを1.5倍守ると説明されています。簡単なうえ、食事の栄養価を高められるなら、使わない手はないですね。
「リード クッキングペーパー」はスーパーやドラッグストア、通販サイトなどで入手でき、販売価格は一箱(40カット)250~300円程度。少量の調理やお弁当作りに使いやすいサイズの「リード クッキングペーパー スマートタイプ」という商品も展開されています。公式サイトにはチャーシューのほかにもいろんなレシピが掲載されているので、料理の時短の参考にしてみてはいかがでしょうか。