
バレンタインデーに向け、早くも100円ショップ「ダイソー」の製菓コーナーが盛り上がりを見せていますね。チョコレートやクッキーは比較的簡単に手作りできるので検討している方も多いのでは?
そこで気になったのがダイソーの「クッキーミックス粉」。1袋100円(税別)というお手頃価格で、頻繁にお菓子作りをしない筆者でも簡単に、そして人にあげられるほどのクオリティ(これ大事!)になるのでしょうか…?検証してみました。

同店で販売されていたのは「プレーンクッキーミックス粉」と「ココアクッキーミックス粉」の2種類。いずれも原材料は小麦粉、砂糖(ココアクッキーには+ココアパウダー)と非常にシンプルです。1袋(120g)で直径5cmのクッキーが約12枚作れるそう。

そのほかに用意する材料は無塩バターまたは無塩マーガリン45gと卵黄1個分。違いを比べるため、今回はプレーンにバターを、ココアにマーガリンを使用して作ってみました。

作り方
室温に戻したバター(マーガリン)を泡だて器でクリーム状になるまで混ぜ、卵黄を加えてさらによく混ぜます。
ミックス粉を加えゴムベラなどでそぼろ状になるまで混ぜたら、手でしっかりとこねてひとまとめにします。




生地をラップで包み、冷蔵庫で30分ほど休ませます。

厚さ3~4mmに伸ばして型で抜き、オーブンシートをしいた天板に並べて180度に予熱したオーブンで10~12分焼きます(時間はオーブンによって調整。詳しい作り方はパッケージをご参照ください)。


仕上がりは?

どちらも歯触りはさっくりしていますが、バターのクッキーはほろっとくずれる食感、マーガリンのクッキーはすっと溶けていく印象。バターは風味がしっかり出るのでプレーンでもリッチな味わいが楽しめます。一方マーガリンを使ったココアクッキーはほろ苦いココアの風味が際立ち、甘すぎず止まらなくなるおいしさでした。


結果、どちらも砂糖を調整する必要もなく、手作り感たっぷりでプレゼントにしても申し分ないレベルかと。計量の手間がいくらか省けるので、お子さんとの手作りにもおすすめです。バレンタインにはぜひチョコペンやアイシングでスペシャルなデコレーションを楽しんでくださいね!
