手軽さと栄養価の高さから度々テレビで取り上げられ、そのたびに品薄になる“サバの水煮缶”。スーパーでなかなか手に入らないことに、筆者と同じくサバ缶ラバーの皆さんはちょっぴりいらだっているのではないでしょうか?
骨や脂を丸ごと摂取できる水煮缶が注目されがちですが、サバ自体も元々栄養豊富な魚。今回は毎日日替わりで食べられる、バラエティ豊かなサバ缶を集めてみました。
■さばのトマト煮
まずはマルハニチロから3商品。サバ独特の臭みを抑え、じゃがいもやオリーブと煮込んだ「さばのトマト煮」は、ワインとバゲットを添えればちょっとしたバル風に楽しめます。ご飯にも合うので簡単に済ませたいひとりランチにもピッタリ。
■さば竜田甘酢あんかけ
缶を開ければおかずが一品増える手軽さが魅力の「さば竜田甘酢あんかけ」。缶詰には珍しい揚げ物惣菜ですが、ついさっき作ったようなクオリティはさすがです。非常時に備えるローリングストックにもおすすめ。
※ねぎは入っていません
■ラ・カンティーヌ サバフィレ
いつもキッチンに置いておきたいオシャレなパッケージの「ラ・カンティーヌ」シリーズ。こちらは脂ののったノルウェーサバのフィレが、スペイン産の風味豊かなオリーブオイルに漬け込まれています。ツナ缶と同じ感覚で使いつつ、ジューシーなサバの脂と旨みを堪能して。
■サヴァ缶
「Ça va?(元気?)」と書かれたパッケージが印象的な岩手県産株式会社の「サヴァ缶」。最近はスーパーやセレクトショップでも取り扱いが増え、ネット以外でも手に入りやすくなりました。
国産サバにオリーブオイルやチリソースを合わせたオリジナルの洋風缶詰はどれもあっさりしていて、そのままではもちろん他の食材と調理しやすいのもポイント。個人的にはレモンバジル味が好きです。
■オイルサバディン
最後は世のサバ缶好きたちから絶賛されているかねはちの「OIL SABADINES(オイルサバディン)」。スモークして旨みを凝縮した静岡・沼津産のサバを、オリーブオイルに漬けた一品です。食欲をそそる燻しの香りでサバの旨みが一層引き立ち、そのままでもめちゃくちゃお酒が進む!ご飯にのせたり、パスタやサンドイッチの具にしたりと食材としても万能です。
手軽にふるまえてアレンジしやすいサバ缶は、人が集まる年末年始の食卓にもピッタリ。水煮缶と併せてぜひストックしておいて!