
歯ブラシの届かない歯間の清掃に適した「デンタルフロス」。ものが詰まったときもスピーディーに対処できます。
このデンタルフロス、実は100均にも売っています。ダイソーではオリジナル商品、キャンドゥではセイワ・プロ社のものが見つかりました。

定番ガムのデンタルフロスがドラッグストアで400~500円くらいなので、100円と聞くと安い印象を受けます。しかしその実どうなのでしょうか?それぞれの特徴や使い心地を検証してみました。
100均&ガムデンタルフロス比較

長さは?
長さはダイソー(50m)>ガム(40m)>キャンドゥ(32m)。1mあたりの価格はダイソー2円、キャンドゥ3円、ガム10円(400円とした場合)程度となります。いずれにせよ、手のひらに乗る小さなケースにそれだけの長さが巻かれていると思うとちょっと驚きですね。

特徴は?
フロスの見た目や触り心地は、キャンドゥ:太め&ふわふわ、ダイソー:細め&固め。ガムはその間くらいでバランスが良い印象。


またガムのみワックス付き。狭い歯間でもなめらかに動かすことが可能です。
使った感想
正直ガムの使い心地が一番ですが、あとふたつも価格のわりに健闘していると思います。キャンドゥは口内の水分を吸って膨らむので、しっかり汚れを絡め取ってくれる印象。半面、ほつれた繊維が歯に挟まりがち。この現象はガムでも起きるのですが、その頻度が高く感じました。慎重に動かす必要あり。

いっぽうダイソーは細い上にあまり膨らまず、しっかり清掃するには時間がかかる印象。代わりに繊維のほつれはほぼ発生しません。
キャンドゥに比べ強度があるのもポイント。途中で取り換えずに1回の清掃が終えられます(ダイソーは片顎でダメになる場合があります)。

ガムは両者の良いとこどりといった印象。ほどほどに膨らみ、清掃力があり、丈夫。また使い比べるとワックスによるなめらかさの恩恵も感じます。キシキシ感がない。

まとめ
以上から、それぞれどんな人におすすめかをまとめました。キャンドゥ:歯間が広め、清掃力重視
ダイソー:歯間が狭め、サッと詰まりを解消したい、より低価格に抑えたい
どちらも壊滅的にダメという訳ではないので、コストを抑えたいなら試す価値はあると思います。ご参考にどうぞ。