キャベツの千切りやキュウリの薄切り。道具を使うのが面倒でなんとなく包丁でのりきっていたのですが、試しに取り入れてみた100均のスライサーで劇的に効率が上がったのでご紹介します。
今回使ってみたのは100円ショップ「ダイソー」の「マルチスライサー」。100均で刃物を買うイメージはありませんでしたが、鍛冶技術に長けた“新潟・燕製”というのが響きました。
スライサーは持ち手と刃のみのシンプルな構造。製品説明によると、刃先は8工程の研磨加工で仕上げられているそう。
まずはキャベツの千切り。外側の厚い葉もしっかり捉え、とんかつ屋のようなふわふわのキャベツがあっという間にできました!芯の近くも極薄で食べやすい。
ちなみに筆者が包丁で切ったものと比べると違いは歴然。
キュウリも均一の薄さになっています。こうしてみると自分の包丁レベルにへこむ…。
ニンジンを一度薄切りにしてから包丁で千切りにすると、サラダにも使いやすい極細ニンジンに。これらをさっくり混ぜ合わせるだけでサラダの作り置きもあっという間にできます。
固くて薄切りが面倒なレンコンもこの通り。チップスや先日ご紹介した“干し野菜”にも便利ですね。
ホルダーを使おう
ところで、よく切れるスライサーは手まで切ってしまいそうで怖くないですか?実際に筆者はバイトの仕込み中に指をさっくり切ったことがあり、いまだにトラウマになっています…。ダイソーでは同スライサー用のホルダーも販売されているので、併せて買うのがオススメ。スライサーに装着して保管すれば刃のカバーにもなりますよ。
1個余るのがちょっと残念
プロ並みの包丁さばきでもない限り、スライサーを使うと準備時間が確実に短縮され、仕上がりもキレイになります。色々な切り方や厚みが調節できるスライサーも売っていますが、掃除機の付属ノズルも使いこなせない筆者にはこれで十分だと思いました。
既にスライサーを持っている人が買い替えるほどではないと思いますが、包丁があまり得意でない人や料理時間を短縮したい人は取り入れてみては?価格はもちろん、100円(税別)です。