「Smartphone Projector 2.0」はダンボール製のプロジェクター。スマートフォン内の写真や動画を、最大8倍に拡大して壁などに投影できる。
電気を使わないタイプなので明るさはいまひとつ。また、投影時のゆがみを補正する機能なども当然搭載されてはいない。
だが「Smartphone Projector 2.0」には、レトロな映写機 or 幻灯機のようなデザインを持っているという強みがある。重要なプレゼンで使うにはまったく適さないが、休日に仲間と集まってみんなで写真を見るには、かえって気分が上がる、というケースもあるだろう。また、昔の映画を投影すれば、それなりの雰囲気が味わえるかもしれない。
ダンボール製で軽く、電源が要らないのでどこにでも持ち運べるが、スマートフォンの画面の明るさは最大にする必要がある。また真暗な場所でなければはっきりとは映らないので、そのような環境が用意できる人向け。
開発元を含め複数のサイトで販売されているが、日本への配送に対応しているのは英国の通販サイトFIREBOXなど数社に限定される。FIREBOXでの価格は19.99英ポンド。日本への送料が別途5.83英ポンド必要となる。
「Smartphone Projector 2.0」には、単三乾電池4本で動作するスピーカー付きセットも用意されている。スマートフォンをプロジェクター内にセットした場合、スピーカーからの音が聞こえにくいという声に応えて製作されたものだそう。ネット上の動画や映画を観たい人むけだそうだ。
手持ちのBluetoothスピーカーを使用すれば良いだけじゃない?…という気もしなくはないが、デザインの統一にこだわりたい人には悪くない選択肢かもしれない。