Temptations Labは、「Catterbox」を開発した。これは世界初を謳う“喋る”キャットカラー。ネコの鳴き声を人間の言葉に通訳(?)してくれる。

ネコの鳴き声を人間の言葉に通訳するキャットカラー「Catterbox」
ネコの鳴き声を人間の言葉に通訳するキャットカラー「Catterbox」

同ラボではネコの鳴き声を徹底解析して数種類に分類。それぞれを、「こんにちは」「おいしい」「これ、食べる」「気持ちいい」などの人間の言葉(英語)に翻訳した。


ネコの鳴き声を解析して数種類に分類  人間の言葉に翻訳した
ネコの鳴き声を解析して数種類に分類
人間の言葉に翻訳した

「Catterbox」はこの研究を製品化したキャットカラー。マイクが搭載されていて、ネコの鳴き声をキャッチ。鳴き声にぴったりな人間の言葉を、録音ファイルの中から選んで再生する仕組みだ。

マイクを使ってネコの鳴き声をキャッチ
マイクを使ってネコの鳴き声をキャッチ

その鳴き声にあった人間の言葉を、  録音ファイルから選んで再生する
その鳴き声にあった人間の言葉を、
録音ファイルから選んで再生する

Temptations Labは、現時点でのプロトタイプを動画で公開している。だが、動画を観ても、翻訳がどの程度正確なのか、正直判断できない。また、非常に残念なことに、録音された音声はネコの鳴き声とマッチしていない。ネコはかわいい声で鳴いているのだが、人間の声はあまりかわいいとは言えないものなのだ。

「おいしい!」
「おいしい!」

Temptations Labは「Catterbox」のプロトタイプを米国とニュージーランドに投入し、テストを実施中。広く使ってもらうことで、通訳の精度を向上させたいとしている。

「これ、食べる。これ、食べる。これ、食べる。これ、……」
「これ、食べる。これ、食べる。これ、食べる。これ、……」

もし、日本で出荷する場合には、もっとかわいい声で喋るようにしてほしいものだ。

「違う、違う。これじゃない」
「違う、違う。これじゃない」

“かわいいとはいえない”声が気になる方は、次の動画で確認されたい。この声で喋られると、ネコというより、おっさんと会話している気分になってしまう人は、残念ながら多いかもしれない。


世界初の喋るキャットカラー「Catterbox」