暑がりさんも寒がりさんも快適に
暑がりさんも寒がりさんも快適に

気温が20度近くまで上がったり、急に寒さが戻ったりと、春の足音を感じるこの頃。毎年季節の変わり目になると、服装はもちろんエアコンの室温設定にも悩まされます。例えば暑がりのお父さんと動き回っている子ども、寒がりのお母さんでは体感温度に差が出てしまい、リモコンの取り合いにもなりかねません。

せっかく家族が集まるリビング、皆が心地良く過ごすにはどうすればいいの?そんな長年の問題を解決してくれるエアコンがあると聞き、気になったえんウチ編集部も体験してきました!

◆部屋に2つの温度空間を作る“新・霧ヶ峰”とは?

今回訪れたのは、三菱電機が主催する「快適ライフスタイルセミナー」。セミナーでは住宅ライター・アドバイザー&コラムニストの藤原千秋さんによるリビングづくりのヒントや、その実現に役立つ製品として「霧ヶ峰FZシリーズ」が紹介されました。

これが噂のエアコン
これが噂のエアコン

昨年発売された霧ヶ峰FZシリーズは、世界で初めてエアコン室内機に“2つの独立して動くプロペラファン”を搭載したルームエアコン。それぞれのファンが独立して動くことで、同じ部屋に2つの温度と気流を生み出せるといいます。

新たに搭載された「パーソナルツインフロー」
新たに搭載された「パーソナルツインフロー」

また、赤外線センサーを搭載した「ムーブアイ極(きわみ)」により、個々の手先や足先など細部の温度変化を測定、それぞれの温度の感じ方を判断してくれるそう。見た目では分からない暑さ・寒さもムーブアイならお見通しというわけです。

暑がりと寒がりの2人が同じ空間にいても
暑がりと寒がりの2人が同じ空間にいても

ムーブアイ極がそれぞれの手先足先の表面温度まで見極めて
ムーブアイ極がそれぞれの手先足先の表面温度まで見極めて

それぞれに合った風を送ってくれる!
それぞれに合った風を送ってくれる!

ちなみにファンが2つだから2人しか対応できないというわけではなく、例えば親子が遊んでいるエリアと、お茶を飲んでいるテーブルといった区別もしてくれるそう。

一家団らんにも対応
一家団らんにも対応

このほか「人の不在を見分けて運転を止める」「冷え過ぎたら送風に切り替える」といった自動省エネ機能など家計に嬉しいポイントも満載。エアコンが自分で節電してくれると聞いて、藤原さんも「エアコンというよりロボットや執事のよう」と驚いていました。

「深く考えず、エアコンに任せてください」と三菱電機の杉山さん(左)  右は藤原千秋さん
「深く考えず、エアコンに任せてください」と三菱電機の杉山さん(左)
右は藤原千秋さん

◆「ムーブアイ極」を体験

セミナー終了後、筆者も実際にFZシリーズを体験。ムーブアイ極の視点をイメージしたサーモグラフィーの前に立つと、見事に手が真っ青に…。そう、筆者は極度の寒がりなのです。

寒がりの筆者の手(左)、右のスタッフさんとの差がすごい
寒がりの筆者の手(左)、右のスタッフさんとの差がすごい

しかしそのまま立っていると、手元にしっかりと温風が届くのを感じました。本当に気づいてくれてちょっと感動!今まで冬場はエアコンの下から全く動けなかったのですが、これならもっと活動的になれるかも?

◆“赤くてカッコイイ”「霧ヶ峰Style FL」シリーズも

なお会場では3月下旬に発売予定の「霧ヶ峰Style FLシリーズ」もひと足早く見ることができました。こちらは“徹底的にデザインにこだわった”シリーズとのことで、「ボルドーレッド」とパール調に輝く「パウダースノウ」の2色が用意されています。

真っ赤なエアコン!?
真っ赤なエアコン!?

白はともかく、赤いエアコンなんてかつて見たことありませんよね?気になって担当者に尋ねたところ、「人を引きつける赤は開発時のアンケートでも人気があり、デザインだけで欲しくなると答えた方が多くいらっしゃいました。インテリア上級者向けではありますが、お気に入りの家具から部屋のイメージを決めるような感覚で選んでいただければ」とのこと。もちろんこちらの機種にもムーブアイ極をはじめとする上位クラスと同等の快適機能が搭載されており、洗練されたお部屋にふさわしい一台と言えそうです。

リモコンもぬかりなくカッコイイ
リモコンもぬかりなくカッコイイ

一年中部屋にあるのに、使う時以外はほとんど意識することがないエアコン。これからは、エアコンを基準に部屋づくりを考えてみても良いかもしれません。

エアコンから始める部屋づくりも楽しそう
エアコンから始める部屋づくりも楽しそう

情報提供:三菱電機