お風呂や池などの水を、水道法水質基準に適合した飲料水に変えられる災害用浄水器「mizu-Q500」が、かりはな製作所から販売されている。電気が不要である点、扱いが簡単である点、処理能力が高い点が特徴。

「mizu-Q500」は、浄水処理に手動式ポンプを使用。電気は使わないので、災害時などで停電しているときでも飲料水を得られる。


災害用浄水器「mizu-Q500」  浄水処理に電気を使わない
災害用浄水器「mizu-Q500」
浄水処理に電気を使わない

ろ材には銀添着活性と0.04μの中空糸が採用されており、ろ過作業に薬品などは使用しない。飲料水を作る作業は、吸込みホースを水源に入れてハンドルを廻すだけなので、小学校低学年の児童であっても取り扱いが可能だ。

吸込みホースを水源に入れてハンドルを廻すだけの簡単操作
吸込みホースを水源に入れてハンドルを廻すだけの簡単操作

中空糸によるフィルターは、大腸菌、細菌を除去可能。1分で約3リットルの処理能力を保持しているので、500ccのペットボトルであれば約10秒で一杯にできる。

サイズは幅380x奥行き270x高さ700ミリで、重さは3.5キロ。価格は9万4,800円。約3,000リットルの浄水が可能な交換フィルターは1つ9,800円となっている(価格はいずれも消費税別)。