そんな面倒くさがり屋のために開発されたのが「Icecap」。ワインの温度を一瞬で下げるワインチラー兼エアレーターです。

「Icecap」を使用する際には、あらかじめ冷凍庫に8時間程度入れ、内部の保冷剤を冷やしておきます。

(後ろのアイスクリームが気になります…。)
十分に冷えたら、「Icecap」をワイングラスの上に載せてワインを注ぎます。すると、保冷剤に囲まれたコイル状のパイプをワインが通過する際にワインが冷やされ、温度が10度程度になるという仕組み。「Icecap」はこのとき、ワインを空気になじませる役割も果たします。

いけないことをしているような気がするのは、私だけ?

さてこの「Icecap」。購入者が書き込んだコメントによると、ワインを冷やせるのは最初の2杯程度なのだとか。また、下がる温度はもとの温度からマイナス10度程度。室温が30度のとき、常温で保管されていたワインの温度は、20度程度までにしか下がらないのだそうです。
室温30度の部屋にワインボトルを保管している人は、ちょっと別の保管方法を考えたほうがよさそうな気もしますが、購入者全員が「Icecap」に満足していないことは間違いなさそう。購入には、ある程度の覚悟が必要かもしれません。
「Icecap」は、一般の人のアイディアを製品化して販売する「Quirky」で販売されています。価格は34.99ドルですが、日本への送料が別途33ドル必要となります。
