日本でも増えつつあるルームシェア。でもその本場はやはり米国の都市部です。特に家賃の高いサンフランシスコなどでは、ワンベッドルームの部屋にベッドを2つ押し込み、1つの部屋の中で見知らぬ2人が暮らしている、なんてケースもしばしば。そこでは、プライバシーは皆無です。

そんな環境で暮らす人たちに、ほんの少しのプライバシーを与えてくれるのが「Privacy Pop Bed Tent」。ベッドを秘密基地にしてくれる室内用のテントです。


「Privacy Pop Bed Tent」を設営(?)するには、ベッド上からマットレスを一旦取り外します。ベッドにテントを取り付けた後、テント内にマットレスを設置するという仕組み。テントの生地には若干の防音性もあるので、多くの人のいる室内でも少しは快適に過ごせます。

ベッドを秘密基地にしてくれる室内用のテント「Privacy Pop Bed Tent」
ベッドを秘密基地にしてくれる室内用のテント「Privacy Pop Bed Tent」

「Privacy Pop Bed Tent」は本来、寮に住む学生や、ユースホステルを泊まり歩くバックパッカー向けに開発されたテント。一部屋にベッドが複数設置されていたり、2段ベッド、3段ベッドで寝なければならない環境でプライバシーを保護するのが目的でした。

「Privacy Pop Bed Tent」の本来の使い方  1部屋に2人が暮らせます(?)
「Privacy Pop Bed Tent」の本来の使い方
1部屋に2人が暮らせます(?)

でも実際には、夜勤で昼間眠らなければならない人が、暗くて眠りやすい環境を作るために買う例なども多かったのだそう。その他、専用の子ども部屋が持てない子どものために買うという例も、思った以上に多く見られたそうです。

想定外の使い方1:昼間でも眠れる環境を作るために「Privacy Pop Bed Tent」を利用
想定外の使い方1:昼間でも眠れる環境を作るために「Privacy Pop Bed Tent」を利用

テントを閉じれば、内部は昼間でもかなり暗くなります
テントを閉じれば、内部は昼間でもかなり暗くなります

想定外の使い方2:子ども部屋にプライバシーを
想定外の使い方2:子ども部屋にプライバシーを

確かにこのテント、子どもの目にはとても魅力的に映りそう。ここを秘密基地にして、友だち同士で内緒の会議をしたらとても楽しそうです。大人だって楽しいはず!…でも、大人同士での“秘密の話”って、具体的に想像しちゃうと、ちょっとあれですけどね。

子ども部屋内に秘密基地を作ることもできます  …もっともこの部屋、もともと、かなり秘密基地みたいですけど
子ども部屋内に秘密基地を作ることもできます
…もっともこの部屋、もともと、かなり秘密基地みたいですけど

価格は Twin と Twin XL サイズが129.99ドル、Full サイズが149.99ドルで、Queen サイズが159.99ドルです。日本への送料が別途62.57ドルかかります。

折り畳むと、左下のカバー内に収納できます
折り畳むと、左下のカバー内に収納できます