地震や台風などを想定し、十分に用意しておくべきといわれる“備蓄”。必要な食料や生活必需品は年代や性別によって異なるため、「我が家には結局どれくらい必要?」と迷う人もいるのではないでしょうか。筆者が使ってみて、これは便利と思ったサービスをご紹介。Webサイト「東京備蓄ナビ」が提供する機能です。
東京備蓄ナビ
「東京備蓄ナビ」は、「日常備蓄」に必要な品目や数量を調べることができるWebサイト。東京都防災ホームページや東京都防災アプリからもアクセスすることができます。
家族の性別や年齢、ペット、住宅のタイプを答えたら、備蓄しておきたい食料や日用品の数量(約1週間分)が即表示。3人暮らし(夫婦と幼児1人)の筆者に提示された内容は、水59L、レトルトご飯59食、除菌ウェットティッシュ210枚、簡易トイレ105回分など、52の項目に及びました。中には「使い捨てカイロ:42個」や「ポータブルストーブ:1台」のように、気温が下がる時期を想定したものも。「これだけの物品を置くスペースは無い!」とのけぞってしまいますが、「最低でも2週間はライフラインが止まると考え、それだけの備蓄を心がけましょう」とのこと。収納方法を工夫しながら、できるだけ近づけたい分量といえます。
家族とのシェア、印刷もしやすい仕様
パンデミックを機に、改めて気づかされた備えの重要さ。「いつ何が起きるかわからない」ということを定期的に思い返して、自宅の備蓄を見直したいものですね。数年前に配布された防災ブック「東京防災」も、自宅にある人はぜひ読み返しましょう!
出典:東京備蓄ナビ