きれいな卵焼きを作りたいときにあると便利なのが“玉子焼き器（卵焼き用フライパン）”。必需品ではありませんが、1つ持っておけばさまざまな調理を手早くできてとても助かります。玉子焼き器愛用者である筆者おすすめの活用法をご紹介します。

1．少量のゆで野菜や炒め物に

少量の野菜をゆでたいとき、炒め物をしたいときは、大きなフライパン・鍋だと効率が悪くなりがち。コンパクトな玉子焼き器ならさっと火を通せるうえ、洗い物の負担も減ります。目玉焼きを1～2個焼くときも便利です。

2．均等に切り分けたい料理に

筆者はオープンオムレツをよく作るのですが、この時も玉子焼き器がうってつけ。丸いフライパンで焼いた時より、6等分、8等分などに切り分けるのが簡単です。四角く切り分けられることで、お弁当に詰めるときもスムーズ。チヂミやジャガイモのガレットを焼くのに使うのもおすすめです。

3．お菓子作りに

玉子焼き器をお菓子の型のように使うのも一案です。ホットケーキ生地を玉子焼き器いっぱいに流すと、長方形に焼きあがって新鮮な印象。卵液を吸わせた食パンをぎゅうぎゅうに詰めれば、いつものフレンチトーストもカチッとした印象に仕上がります（玉子焼き器で簡単！パンプディングのレシピ）。ひと手間かければスポンジケーキやチョコレートケーキなどを作ることもできますよ。






なお玉子焼き器を幅広く活用するためには、玉子焼き器用のフタも持っておくことがおすすめ。スピーディーに加熱できるうえ、ムラなく火を通しやすくなります。フタが別売りされていない場合はアルミホイルをかぶせて代用することもできますが、以前ご紹介した和平フレイズ「スタンド式ハンドル 軽量玉子焼カバー」を使うのもおすすめ。4種類（12×14cm、12×17cm、12×18cm、13×18cm）のサイズの玉子焼き器に対応した、マルチなフタです。


1度使い始めると、その使い道の広さにはまっていく玉子焼き器。手持ちのフライパンや鍋に加えてみてはいかがでしょうか。えんウチはこれまでにティファール「フェアリーローズ エッグロースター」、京セラ「セラブリッド タマゴヤキ」、イオン「軽量ハードコート玉子焼き器」、ダイソー「玉子焼フライパン」などをレビュー。製品選びの参考にしてみてください。