……そんな幸せな新婚生活を妄想してた人、いませんか? でも、現実はだいぶ違いますよね。結婚しててもしてなくても、そんな優雅な朝を迎えることなど、めったにありません。
英国人デザイナー Joshua renouf さんは、そんな悲しい僕たちのむなしい夢を、ちょっとだけかなえてくれる製品「the barisieur」のプロトタイプを開発しました。これは、セットした時刻にコーヒーをいれ、その香りで起こしてくれる目覚まし時計です。
眠い朝は目覚まし時計が鳴ってもなかなか起きられないもの。目覚まし時計を止めてしまうこともよくあるし、目覚ましをつかんで放り投げてしまう人もいるでしょう。でも、おいしそうなコーヒーの香りを嗅げば、目が覚めてしまうはず。これが、renouf さんが「the barisieur」を開発した動機だそうです。
これが「the barisieur」のコンセプト
「the barisieur」を使うには、夜寝る前に水とコーヒー粉をセットしておきます。あとは時刻を設定して眠るだけ。設定した時刻になると自動的にコーヒーがいれられ、あたりに良い香りが漂ってきて目が覚める、という仕組みです。
「the barisieur」には、コーヒーや砂糖、ミルクを保存しておくスペースも用意されています。
長期保存はできないそうです
通常はキッチンに置くべきコーヒーメーカーをベッドルームに持ち込み、さらにそれを目覚まし時計として使う。「the barisieur」のこの発想は斬新で、素晴らしいと思います。あとはいつもの癖で、「the barisieur」を放り投げてしまわないよう気を付けるだけですね。ダメージ、大きいと思いますよ。いろんな意味で。