冷凍や缶詰も味方に!野菜を毎日食べる3つの簡単なコツ

みなさん、毎日野菜をたくさん食べていますか?健康維持に大切とはいっても、料理する余裕がない日は摂取量が減りがち。筆者は気合いを入れてスーパーで野菜を買い込んでも、帰宅した時には料理する気力がなくなってる、なんてことが時々あります。

そこで、主婦歴6年の筆者が実践している3つのコツをご紹介。理想的な食事バランスにできるわけではありませんが、毎日気軽に野菜を摂取するための参考にしてみてください。

1. 下処理が簡単な野菜を買う

野菜の調理で結構ネックとなるのが下処理。泥や虫がついていることが多い葉物や、皮むきが必要で加熱時間も長い根菜などは、とにかく速く料理を仕上げたい時に不向きです。

そこで役立つのが、簡単に調理できる野菜のリストを作っておくこと。筆者のリストに入っているのはトマトやキャベツ、もやし、ブロッコリー、ニンニクの芽など。どれも汚れを落としやすく、皮むきの手間がなく、加熱時間も少な目で済むのがポイントです。

冷凍や缶詰も味方に!野菜を毎日食べる3つの簡単なコツ
調理が簡単な野菜を覚えておくと毎日の料理が気軽に

もちろん理想は、いろんな野菜を万遍なく摂取すること。でもスーパーでどの野菜を選ぼうか迷った時に思い出せば、スムーズに買い物を済ませることができますよ。

昨今ラインナップが充実しているカット野菜も手軽でおすすめです。鮮度が落ちやすく味も落ちやすいので、割引品を買うよりは日付が新しいものを選ぶほうが吉。ある程度鮮度の良い野菜を食べる方が満足感が上がり、毎日続けるモチベーションにもなります。

2. 缶詰や紙パックの野菜を常備

こまめにスーパーに行けない人に便利なのが、長期保存できる野菜製品。トマトやコーン、ミックスビーンズなどを常備しておけば、鍋やフライパンにざっとあけて簡単に調理できます。特にあらごし状のトマトやクリーム状のコーンは、牛乳や塩を加えるだけであっという間にスープになって大助かり。暑い時期にも寒い時期にも重宝します。

冷凍や缶詰も味方に!野菜を毎日食べる3つの簡単なコツ
長期保存できる野菜製品があれば買い物に行けない日も安心

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開けやすく処分しやすい紙パックタイプもあります

なお防災という観点から、長期保存できる野菜製品の備蓄を推奨する声もあります。非常食といえば米やパンといった主食に偏りがち。トマトやコーンなどの缶詰を用意しておけば、食品の流通が滞った時もフレッシュ感のある野菜類を摂取できるという理由です。備蓄してある非常食のラインナップにあわせて、追加を検討してみてください。

冷凍や缶詰も味方に!野菜を毎日食べる3つの簡単なコツ
ある程度の数をストックしておけば、災害時の非常食にも

3. 冷凍野菜を常備

冷凍野菜ときいて思い浮かぶのは、ほうれん草やかぼちゃ、里芋やコーンなど。いえいえ、最近の冷凍野菜のバリエーションはすごいです!白菜、アスパラガス、ナス、ズッキーニ、カリフラワー、サツマイモなど、実にバリエーション豊か。食べやすいサイズのものが多いので、気軽に味噌汁やスープに加えたり、チャーハンやピラフに混ぜたりできます。かぼちゃやいも類はレンジでチンして塩を振るだけで、お弁当の一品になりますよ。

冷凍や缶詰も味方に!野菜を毎日食べる3つの簡単なコツ
冷凍野菜のバリエーションの多さには感心します

冷凍や缶詰も味方に!野菜を毎日食べる3つの簡単なコツ
切るのが大変なかぼちゃやサツマイモも、冷凍品を使えばラクラク♪

コンビニでも取り扱いがあり手軽に買える冷凍野菜ですが、メーカーによって味の差が結構あるのも現状。筆者の場合、冷凍ほうれん草や冷凍かぼちゃなどはいくつかのメーカーを試してようやくお気に入りが定まりました。イマイチな冷凍野菜にあたってしまったら、刻んで卵焼きに混ぜたり、つぶしてスープに混ぜたりして味をカムフラージュしながら使い切っています。初めて買う冷凍野菜は、できれば少量のパックを選ぶのが無難です。

・まとめ

健康や美容に良い効果を期待できる野菜類。鮮度の良いものを種類豊富に調理するのが理想ですが、それを毎日とはなかなか難しいものです。忙しい日は迷わず手抜きをして、とりあえず野菜を「料理した&食べた」自分を褒めてあげましょう。そして時間のある日は、手間がかかる野菜やなじみの薄い野菜の調理に挑戦し、レパートリーを増やせるといいですね。