カードゲーム「そっとおやすみ」

お久しぶりです。ゲーム大好きムーン・フェイスです。

クリスマスにお正月と家族や友人が集まる機会の多い年末年始、みんなで何をして過ごしますか?スマブラ?ピカブイ?

もちろんテレビゲームも魅力的ですが、筆者のおすすめは向かい合ってリアルなコミュニケーションが楽しめるカードゲーム。それもトランプやUNOといった定番ものではなく、あまり知られていないゲームを選べばスキルの差が出ないので一層盛り上がること間違いなし!今回はそんな4種類のゲームを、実際に遊んでみた感想とともにご紹介します。

子どもも一緒にできる2選

・ナンジャモンジャ 1,400円(税込、以下同じ)

カードゲーム「ナンジャモンジャ」

謎生物“ナンジャモンジャ族”に名前を付けるロシア発カードゲーム「ナンジャモンジャ」。誰でもすぐ理解できるシンプルなルールで、対象年齢4歳から遊べます。

カードゲーム「ナンジャモンジャ」
カードには頭と手足だけの生物「ナンジャモンジャ」が

ルールは順番にカードをめくって出た生物に名前を付け、後から同じものが出たらその名前をいち早く叫ぶというもの。一番早かった人が場にあるカードを獲得し、カードが全て無くなったら集めた枚数で優劣を競います。

カードゲーム「ナンジャモンジャ」
んー…ライオネル

カードゲーム「ナンジャモンジャ」
青こんにゃく

カードゲーム「ナンジャモンジャ」
キャラクターが再登場したらいち早く名前を叫ぶ!

おもしろポイント:ひと箱で12匹の名前を覚える必要があるのでちょっとした脳トレにもなりつつ、常に笑いが絶えない明るいゲーム。場をかく乱しようとして突拍子もない名前を付けると自分も思い出せなくなって自滅するので、色々なセンスが問われます。

プレイ人数:2~6人
対象年齢:4歳以上

・そっとおやすみ 1,400円

カードゲーム「そっとおやすみ」

子どもらしいほんわかした絵柄とは裏腹に、演技力や注意力が試される「そっとおやすみ」。2005年にドイツで生まれたカードゲームの復刻版だそうです。

カードゲーム「そっとおやすみ」
絵本みたいなイラストがかわいい

基本ルールは、同じ帽子をかぶったイラストを手札に4枚揃えること。5枚の中からいらないカードを隣の人に1枚渡していき、ババ抜きの逆のような流れで進行します。

カードゲーム「そっとおやすみ」
手札の中から

カードゲーム「そっとおやすみ」
不要な1枚を隣の人に渡していき

カードゲーム「そっとおやすみ」
同じ帽子を4枚揃えます

4枚揃ったらするべきことは“誰にも気づかれずその場にカードを伏せる”こと。誰かが伏せたのに気づいたら他のプレーヤーも後に続き、最後まで残った人がうっかりさん。ペナルティとして“おねむちゃん”カードを受け取り、最後に一番多く持っていた人の負けとなります。

カードゲーム「そっとおやすみ」
そっ…

カードゲーム「そっとおやすみ」
それを見た人もそっと伏せる

カードゲーム「そっとおやすみ」
最後まで残った人に“おねむちゃん”の称号が

おもしろポイント:伏せるタイミングは自由なので、周りの様子を見つ、誰かがカードを選んでいるときを狙ったり、わざと話を振ったりと仕掛けるのがスリル満点でおもしろい。またどんな帽子としても使える“ジョーカー”も含まれており、最初から揃ってしまうパターンもあるので顔に出ないよう注意。3人からプレイできますがすぐ揃うのでなるべく大人数でやるのがおすすめ。

プレイ人数:3~7人
対象年齢:5歳以上

気の置けない仲間とやりたい2選

・はぁって言うゲーム 1,728円

カードゲーム「はぁって言うゲーム」

今年11月に発売されたばかりの新作ゲーム「はぁって言うゲーム」。考案者はあの「ぷよぷよ」など数々の人気テレビゲームを手がけたゲームクリエイター・米光一成氏とのこと。

カードゲーム「はぁって言うゲーム」
テレビゲームクリエイターが考えるアナログゲームとは?

ゲーム内容は、与えられたお題を“声”と“表情”だけで演じて当て合うというもの。例えばタイトルにもなっている「はぁ」の場合は【なんで?の「はぁ」】【怒りの「はぁ」】【失恋の「はぁ」】などが用意されています。

カードゲーム「はぁって言うゲーム」
世の中にある色々な「はぁ」を

カードゲーム「はぁって言うゲーム」
ランダムに選んで

カードゲーム「はぁって言うゲーム」
声と表情で演じます※イメージです

演じるお題はランダムに選ばれ、見ている側は何を演じたかを投票。正解者と演技者に得点が与えられ、最後に最も点数が多かった人の勝ち。

カードゲーム「はぁって言うゲーム」
「Aでした~!」

お題カードが豊富なので、長い時間飽きずに楽しめるのも魅力。やや合コン向けのお題もあるので、主催者はシーンに合わせて予めカードを選んでおいても良いかと。

カードゲーム「はぁって言うゲーム」
「ナンで」って言いたい

カードゲーム「はぁって言うゲーム」
合コン向き(?)なお題もあります

おもしろポイント:演じる側は当ててもらわないと得点がもらえないため、自分のイメージ通りに表現できなかったり、意図したのと違うものを選ばれたり、といったもどかしさが笑いを誘ってめちゃくちゃ盛り上がります。筆者の友人たちからも「自分を客観視できる」「仲の良い人とやると楽しい」と高評価でした。

プレイ人数:3~8人
対象年齢:8歳以上


・ワンナイト人狼 1,620円

カードゲーム「ワンナイト人狼」

イベントも開かれるほど人気のボードゲーム「人狼」が少人数・短時間でできる「ワンナイト人狼」。一晩で決着がつく手軽さで初心者にもルールを説明しやすく、簡易版ながら白熱のバトルが楽しめます。

プレーヤーには「人狼」「村人」などの役職が割り当てあれ、村人は議論を通して村に紛れ込んだ人狼を探し出して処刑するのが基本の流れ(人狼は阻止すれば勝ち)。「占い師」「怪盗」といった特別な役職も用意されており、うまく立ち回るとどんどん複雑になっていきます。

 カードゲーム「ワンナイト人狼」
人狼VS村人たち

 カードゲーム「ワンナイト人狼」
議論の最後に人狼だと思う人を投票で決めます

おもしろポイント:自分の陣営を勝たせる策略を考える楽しさはもちろん、普段やさしい人がしれっと嘘をついたり、信じた人に裏切られたりとそれぞれの人間性が垣間見えるのも醍醐味。初対面の人がいる場にもおすすめですが、年末年始に人間不信にならないようご注意ください!

プレイ人数:3~7人
対象年齢:10歳以上


以上、ここまでお付き合いいただき有難うございました。自分が遊んでいるイメージはわきましたでしょうか。普段なかなか会えない人にも会えるせっかくの年末年始、スマホはいったん置いて楽しんでみては?