ダイソーと無印良品の湯たんぽ
小さな湯たんぽの実力は?

お湯を入れるだけで適度な温かさが続く「湯たんぽ」。昔ながらのエコな暖房グッズとして、毎冬手放せない人も多いのでは?

筆者も子どもの頃からずっと使っている湯たんぽがあるのですが、容量が多く準備の手間がかかるのが気になっていました…。

湯たんぽのイメージ画像
年季の入った筆者の湯たんぽ
2L近くのお湯が必要

そこで今年目を付けたのが、容量1L以下のミニ湯たんぽ。片手でラクラク持てるサイズの湯たんぽでもしっかり暖を取れるのでしょうか?ダイソーと無印良品の商品を比べてみました。

ダイソーと無印良品の湯たんぽ

ダイソーの「あったか湯たんぽ」は容量420ml、重さ130g。価格は216円(税込、以下同じ)。本体素材はポリエチレンで、安全性を補償する“SGマーク”もしっかり付いています。ちなみに同店で専用カバーも購入可能。

ダイソーの「あったか湯たんぽ」
ダイソーの200円商品「あったか湯たんぽ」

ダイソーの「あったか湯たんぽ」カバー
カバーは108円

ハンドル付きで持ち運びやすいものの、注ぎ口が狭いためお湯を入れる際は慎重になる必要があります。特に熱いお湯はやかんから急に飛び出すこともあるので注意!

ダイソーの「あったか湯たんぽ」
注ぎ口は小さめ

ダイソーの「あったか湯たんぽ」
お湯を入れた後も扱いやすい

一方無印良品の「湯たんぽ・小」の容量は630ml、重さ170g。価格は890円。お湯の量が分かりやすい無着色のボディがポイントです。

無印良品「湯たんぽ・小」

無印良品「湯たんぽ・小」
お湯の量が分かりやすいボディカラー

一点残念なのが、小サイズにはハンドルが付属していない点(中・大には付いています)。お湯を入れると熱くて長く持っていられず、鍋つかみで持ちながらカバーに入れるような状態でした。

無印良品「湯たんぽ・小」
あちちち

ちなみに専用カバーは990円と本体より高額。しかし作りや厚みはしっかりしており、もふもふの手触りも気持ち良いのでぜひ併せて入手したいところ。

無印良品「湯たんぽ・小」
吸いつくような手触りがたまりません

暖房効果は?

ダイソーと無印良品の湯たんぽ

どちらもカバーをかけると心地良いと感じる温かさになり、寝る前に布団の中を温めておくには十分でした。翌朝まで温かさは続きませんでしたが、容量が多い分無印良品の方が保温時間は長めです。なお湯たんぽユーザーの増加とともに低温やけどの事故も増えているそうなので、カバーを付けているからと安心せず就寝前には布団から出すのを忘れずに。

無印良品「湯たんぽ・小」
冷たい布団を温めてくれました

電気ポットですぐに用意でき、水を捨てるのもラクなミニ湯たんぽ。まだお持ちでない方は、手頃なサイズから取り入れてみては?