支援物資がスムーズに届かなかったり、お店に人が殺到して商品が手に入らなかったりといった状況が想定される災害時。えんウチでも先日「ローリングストック法」をご紹介しましたが、特に食べ物については日頃の備えが重要になってきます。
「内閣府防災情報のページ」では非常食に加えてカセットコンロの備えも推奨しており、併せて所持することで食事の幅も広がるそう。でも、カセットコンロは保管に場所を取るのがネックですよね。そこで我が家では、無印良品の「カセットこんろ・ミニ」を導入してみました。
こちらのコンロは、本体サイズ幅243×奥行191×高さ90cm、重さ約1.2kgというとにかくコンパクトなサイズ感が特徴。卓上ではもちろん、収納時や持ち運び時も場所を取らないのが嬉しいポイントです。
ガスボンベは「無印良品カセットこんろ用ガスボンベ」(3本入り、390円。ネットストアでは取り扱いなし)を使用。マグネット方式で簡単にボンベの着脱ができ、ボンベ内の異常な圧力上昇を検知する「圧力感知安全装置」も搭載されています。
着火の速度や火力も一般的なコンロと変わりませんが、ガスボンベの上を覆うような大きな鍋が使えないのが唯一の難点でしょうか(本体の過熱により爆発する恐れがあります)。上面の内径が20cmまでの鍋ややかん、小さなフライパンであれば問題なく使えるので、お湯を沸かしたり、簡単な調理をしたり、ご飯を炊いたりとポータブルな調理器具として便利に使えそうです(記事中で使用しているのはダイソーの土鍋。炊き方はコチラ)。
非常時に電気やガスの供給が止まっても、温かい食事が作れるカセットコンロ。まだお持ちでない方はこちらも検討してみては?「カセットこんろ・ミニ」の価格は4,890円、別売りで専用ケース(1,790円)も販売されています。※価格はすべて税込