無印良品「発酵ぬかどこ」
無印良品のぬかどこは手軽さが魅力

衣食住に関する幅広いアイテムを扱っている無印良品。なんと、“ぬかどこ”まで売っているのをご存じでしょうか?

無印良品「発酵ぬかどこ」
ほんとに何でもあるな…

無印良品の「発酵ぬかどこ」は、米ぬか、食塩、昆布、唐辛子とビール酵母を予め発酵させてビニールバッグに詰めたもの。自分で材料を混ぜて熟成させる必要がなく、買ったその日からすぐ漬けられるので初心者でも気軽に始められます。

無印良品「発酵ぬかどこ」
素人が一からぬか床を作るのって大変ですよね

今回はキュウリ、ニンジン、ナスを用意。それぞれ表記通りに下処理をしてぬかの中にずぶずぶと埋め、冷蔵庫に入れて漬けます。袋はキュウリが一度に2~3本漬けられる程度のサイズなので、冷蔵庫で場所を取らないのも嬉しいポイント。

無印良品「発酵ぬかどこ」
今回は数種類の野菜を漬けてみました

無印良品「発酵ぬかどこ」
下処理した野菜を埋めて

無印良品「発酵ぬかどこ」
冷蔵庫で保管。ビニールバッグなのでスキマの形に合わせやすいのも◎

漬け時間は野菜によって異なりますが、キュウリで半日程度。袋を開けた時からあまりぬかのニオイがしない印象でしたが、漬かり具合も割とあっさりめでぬか臭さはほとんど感じません。特にキュウリは浅漬け感覚で食べられるのでぬか漬けがあまり得意でない人にも良さそう。

無印良品「発酵ぬかどこ」
完成!

無印良品「発酵ぬかどこ」
12時間漬けたキュウリは浅漬けやピクルス感覚で食べられるさっぱりめの仕上がり

無印良品「発酵ぬかどこ」
一日漬けたナスは一番味が入り、ほのかにビール酵母の香りもしました
くにゅっとした食感がクセになる!

野菜のほかにはプロセスチーズやゆで卵を漬けても美味。特にチーズは旨みがギュッと濃縮されてお酒にもよく合いますよ。

無印良品「発酵ぬかどこ」
少々固くなりますが、お酒のおともに最高

ぬか床というと購入してからのお手入れも面倒なイメージですが、こちらのぬか床は毎日かき混ぜる必要がなく、一週間に一度よくかき混ぜる程度で良いのだそう。同店では補充用のぬか床や「ニオイが漏れないホーロー容器」も販売されているので、気に入ったら長く使っていきたいですね。※ビニールバッグのままでもニオイは気になりません

無印良品「発酵ぬかどこ」
かき混ぜは素手で。ぬかには手肌に嬉しい成分も豊富

「発酵ぬかどこ」は無印良品の一部店舗とネットストアで購入可能。1kg入りで価格は890円(税込)。ちなみにこれまでもいくつか簡易ぬか床に挑戦してきた筆者。アドバイスとしては、まずは食材ごとに自分好みの漬かり具合を知り、食べるタイミングから時間を逆算して漬けるのがコツです。余った野菜の活用にもなる自家製ぬか漬け、気になっていた方は気軽に挑戦してみては?