「この部屋、暖房をつけているのに一向に暖まらない…」冬にありがちな部屋の寒さの原因は、58%もの熱が出入りしている窓だと言われています。
対策としては厚手で長めのカーテンを付ける、窓際に暖房機器を置くなどがありますが、最近ホームセンターでよく見かけるのが断熱シート。今回はニトムズの断熱シートシリーズから、今年の新商品「窓ガラス断熱シート凹凸ガラス用」を試してみました。
この商品は、透明板ガラスのほか凹凸のある型板ガラスにも使用できる断熱シート(網入りガラスには使用不可)。一見緩衝材のようですが、たっぷり約3.5mmの空気層をたくわえているそう。地味になりがちなシートに結晶や花のプリントを施すことで、部屋の雰囲気も手軽に変えられます。
窓の大きさに合わせてカットしたら、はくりフィルムをはがして貼るだけ。全面粘着タイプなので道具がいらず、うっかり曲がっても貼り直せるのも嬉しいポイント。多少のシワは目立たないので、こういった作業がめっぽう苦手な筆者も簡単に仕上げることができました。
※環境によっては紫外線劣化により残ることがあります
表面に触れてもほぼ冷たさを感じず、試しに窓際に暖房を置いてみると、いつもより部屋が暖まるスピードが速くなった印象。貼っただけで部屋が暖かくなるわけではありませんが、発生した熱は効率良く維持できそうです。
シートのサイズは90×180cm、Amazon.co.jpの価格は約1,700円。5種類のモチーフにそれぞれ5色のカラーバリエーションが用意されています(取り扱いアイテムは販売店によって異なります)。自宅の窓タイプと照らし合わせて、冬支度に取り入れてみては?