「Everlast Notebook」は、一生使えるノート。米国マサチューセッツ州ボストンに本拠を置くRocketbookが開発した。


“一生使える”秘密はノートの素材。紙ではなく、ポリエステル複合材でできている。このため、パイロットのフリクションシリーズを使って文字を書いたり、絵を描いたりすると、そのあとウェットティッシュなどで消してしまうことができる。





ノートに記載した情報は、専用のスマートフォンアプリでスキャンしてデータ化。アプリでは、不要な部分をカットしたりなどの編集作業が可能だ。


「Everlast Notebook」にはページ番号を表すQRコードがプリントされており、専用アプリはこれを認識。どのような順番でページをスキャンしても、正しいページ番号順に自動でソートしてくれる。


こうして編集され、正しいページ番号順に並び替えたデータは、利用者の好みのクラウドサービスに保存できる。「Everlast Notebook」の下部には7つのマークが印刷されており、そのどれかに×をつけることで、アプリであらかじめ設定したクラウドサービスに自動アップロード可能だ。クラウドサービスではなく、特定のEメールアドレスへ送信することもできる。


Rocketbookは現在、「Everlast Notebook」の世界的なプロモーションを兼ねて、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。34ドルの出資で「Everlast Notebook」を1冊入手可能だ。日本への送料が別途13ドル必要となる。出荷は2017年4月に予定されている。