レタスの保存方法
いつまで続くのか…

先日、寒かったので鍋でもしようと思ったら、白菜が例年よりかなり高くてびっくり。今年は台風が多かった影響で一部の野菜が非常に値上がりしているそうですね。

ちなみに筆者の近所のスーパーではこんな感じでした(10月第5週時点、いずれも税別)。


・レタス 1玉248円
・キャベツ 1玉298円
・にんじん 3本268円
・白菜1/2 280円
・トマト 1個198円

天候に値段が左右されるのはしょうがない。でもやっぱり野菜が食べたい!この時期を賢くのりきるため、筆者も実践している対策をご紹介します。

1.価格が変動しにくい野菜に頼る

もやしときのこのマリネ

こんな時ももやしとキノコは優等生。手頃な価格でたっぷり手に入ります。ナムルやマリネなど、保存しやすいメニューに調理すると良いでしょう。

また、トマトやヤングコーンなど缶詰の野菜も価格が安定しています。ちなみに真っ赤なトマト缶は生食用のトマトと品種が異なり、リコピンも多く含まれているとか。このほかカット野菜や冷凍野菜も変動しにくいですね。

2.野菜のロスを減らす

野菜によっては、カットされたものより丸ごと買った方がお得な場合も。でも使いきる前に傷んでしまっては元も子もありません。野菜を少しでも長持ちさせる保存方法をいまいちど確認しましょう。

・レタス

レタスの保存方法
シャキシャキのまま使いきりたい

購入してすぐ50度くらいのお湯にしばらくつけておき、水気をしっかりきって、芯を残したまま保存用袋やタッパーに入れて野菜室へ。芯の切り口に小麦粉を薄くつけるとなおよし。この方法で1週間はシャキシャキの食感が保てます。

レタスの保存方法
しなしなの葉もみるみる生き返ります

・ニンジン

ニンジン2本の画像
意外とすぐにしなびてしまいます

こちらもしりしりやキャロットラペなど作り置きできるおかずにしたり、千切りで冷凍したりして一気に処理するのが得策。冷蔵庫で保管する際は水気をふきとり、新聞紙などにくるんで立てて保存します(冬は冷暗所でもOK)。

ニンジンの保存方法
凍らせたニンジンはそのまま炒め物や汁物に

ニンジンの保存方法
水気を防いで保存

しなしなになってしまった場合は、水に浸けて復活させる荒わざもあります(味は落ちますが…)。

・キャベツ

キャベツの保存方法
食卓に欠かせないキャベツ

こちらもすぐしなびてしまったり、切り口が黒ずんできたりとなかなか厄介…。基本的には野菜室で保管しますが、芯をくりぬいて中に湿らせたキッチンペーパーを詰めておくと長持ちします。カットされている場合は切り口のみにラップをかけて保存袋に入れるか、ざく切りにして冷凍してしまいましょう。

キャベツの保存方法
余りそう…と思ったら冷凍するのもアリ

3.冷蔵庫を変える

筆者の母は、食に関しては値段を気にせず食べたい物を食べるタイプ。ですが、買った野菜をそのまま野菜室に入れてダメにしてしまうことが多々あります…(めんどくさい、とのこと)。そんな人は根本的な解決方法として冷蔵庫を変えるのも良いかと。最近の大手メーカーの野菜室は、機能がすごいんです。

日立の最新冷蔵庫XGシリーズは、「新鮮スリープ野菜室」が特徴の1つ。水分を閉じ込めて乾燥を抑えるうるおいカバーと、炭酸ガスの効果で野菜を“眠らせるように”保存してくれるそうです。

日立冷蔵庫XGシリーズ
野菜の呼吸を抑制して新鮮をキープ

三菱電機からは、「朝どれ野菜室」を搭載したWXシリーズが今秋登場。LEDで光合成を促進させることで、なんと鮮度を保ったままビタミンCを増やしてくれるとか。

三菱電機の冷蔵庫
なるべく自然の状態に近くなるよう3色のLEDで照らすそう

今回を乗り越えても、またいつ高騰するか分からないのが農作物。色々工夫しながら食事を楽しみたいものです。