アイリスオーヤマ「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」
もう“水加減”で失敗しない

そろそろ店頭に新米が並ぶ時期。炊く時は「水を少なめに」とよく言われますが、“何となく”調整している人も多いのではないでしょうか?

実は炊飯に必要な水の量は、収穫の時期だけでなく銘柄によっても微妙に異なるそう。そんな繊細なお米をおいしく炊き分けられる炊飯器が、アイリスオーヤマから発売されます。

アイリスオーヤマ「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」
「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」(9月30日発売)

「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」は、米の量と銘柄に合わせて水の量を微調整できるのが特徴。釜に入れたお米の量に合わせて、自動で必要な水量を計算する「量り炊きモード」が搭載されています。

5cc単位で調整

本体底面には重量センサーが付いており、洗う前のお米を釜に入れ、銘柄や炊き加減などを指定すると必要な水量を表示してくれます。後は米を洗い、画面を見ながら水を注ぐだけ。差異が5cc以下になると文字と音でお知らせしてくれます。

アイリスオーヤマ「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」
計量には前面の液晶パネルを使用

アイリスオーヤマ「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」
水を入れると数字も変化して、最後は「OK」と表示されます

このモードを利用すると、例えば合単位でなくてもお米を炊くことが可能に。なお内釜には目盛りもついているので、合わせるのが面倒な時はいつも通り炊くこともできます(一度量って水位を覚えるのもアリかも)。

スイッチを押した後は、火力を調整しながら各銘柄の個性が引き出されるよう炊き分けてくれるそう。筆者も実際に3銘柄を食べ比べてみましたが、味わいや食感の違いがはっきりと感じられました。

アイリスオーヤマ「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」
“コシヒカリ・つや姫・ゆめぴりか”の違いが目隠しでも分かりそう!

上下に分かれる!

この炊飯器、実は本体が分離するという特徴もあります。上部を“おひつ”、下部を“IH調理器”として使えるので、鍋をしながらご飯もおかわりしたい…というシチュエーション(?)にも便利ですよ!

「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」(9月30日発売)
カパッ

「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」(9月30日発売)
炊飯器を使用していない時はIH調理器に!

参考価格は2万9,800円(税別)。いわゆる“高級炊飯器”よりもお値頃で、このレベルの炊き分けができるのはかなりコスパが高いかと。精米事業も手がける同社ならではのお米へのこだわり、しっかりと舌で感じました。なお同社からは銘柄に対応した精米機も販売されているので、この秋は“とことんおいしいごはん”にこだわってみるのも楽しいと思います。