冷蔵庫の中にストックはまだまだあるのに、どういうわけかスーパーに行くとうっかり買い足ししてしまうもの、ないですか?筆者にとっては牛乳がそう。冷蔵庫の中は常に牛乳のパックで一杯。消費期限前にはいつも慌てて「シャービック」や「プリン」それに「フルーチェ」を作って無理やり消費しています。
サムスンは新しいスマート冷蔵庫「Family Hub」をCES2016で発表しました。この冷蔵庫があれば、無駄にたくさん牛乳を買ったり、卵を買い忘れたりすることはもう無くなるかもしれません。
「Family Hub」の最大の特徴は、庫内にカメラが設置されている点。利用者が冷蔵庫のドアを閉めるたびに、庫内の様子を撮影します。撮影された画像は、スマートフォンアプリでいつでも表示可能。スーパーで買い物をしながら庫内の現状を把握して、何を買うべきかを判断できるようになります。
利用者がドアを閉める度に庫内を撮影します
スーパーで、冷蔵庫に何が不足しているか、確認できます
これでもう、「牛乳買い忘れた!」とか、「またニンジン買っちゃった!」と、スーパーから帰る度に悲鳴をあげることはなくなるでしょう。
「Family Hub」にはその他、いわゆる“スマート家電”にありがちな機能はすべて搭載されています。例えば、家族が自分のスマートフォンに専用アプリをインストールし、そこにスケジュールを入力すれば、冷蔵庫のドアに取り付けられたスクリーンで、家族全員のスケジュールを確認可能になります。
ちょっと、鬱陶しい?
その他、米国では「GROCERIES」というサービスも展開。これは、冷蔵庫ドアのスクリーンで食料品や雑貨類を注文可能なサービス。冷蔵庫の庫内をのぞきこみながら、不足している食材などを発注可能にします。
Family Hubは米国では2016年の春に発売される予定となっています。