“Xデー”が近づいております
“Xデー”が近づいております

今年話題になったマンガの1つに、高野苺さんの「orange」という作品がある。未来の自分から届いた手紙を元に大切な人の運命を変えていくという話で、緻密に構成されたストーリー展開が非常に面白かった。

予め未来に起こることが分かっていれば、あの悲劇も回避できたのではないか…とは誰もが一度は思うこと。そんな中、目前に迫ったお正月についてドコモ・ヘルスケアが“お正月太り”の存在を明らかにした。


同調査は、ドコモ・ヘルスケアの健康プラットフォーム「WM(わたしムーヴ)」に蓄積されたデータのうち、2014年1月27日~2015年10月26日の期間の体重、睡眠、歩数の変化に関する分析を行ったもの。それによると、週ごとの平均体重はお正月休み明けの2015年1月5日~11日の週が一番重く67.59kgだったそう。体重の増加量もこのタイミングが一番大きく、+0.55kg。お正月太りの存在が証明されている。

約3万人の体重がお正月明けに増加  (期間中に体重データを計測・登録した会員の平均人数:33,160人/日)
約3万人の体重がお正月明けに増加
(期間中に体重データを計測・登録した会員の平均人数:33,160人/日)

このほか、「年末年始は一年の中で一番歩かない」、「年末年始が一年の中で一番睡眠時間が長い」といった事実も分かったそう。いつもと違う生活リズムで、お正月ならではの食事やお酒を摂取していれば太るのも当然かもしれない。

ほとんど歩かず、
ほとんど歩かず、

ゆっくり休めば、そりゃ太るよね
ゆっくり休めば、そりゃ太るよね

逆に、休み中も意識して普段通りの生活をすればお正月太りは避けられるということ。なお筆者の経験上、自己管理が苦手な人には手帳やノートに記入するよりもスマートフォンアプリやウェアラブル端末を利用して生活データを可視化することをオススメしたい。疲れて何もしたくない日や酔っ払って帰った日も黙々と記録していてくれるので、自分よりよっぽど頼りになる。

今回データを公開したわたしムーヴでも、ドコモ・ヘルスケアの「ムーヴバンド」やオムロンの「ウェルネスリンク対応機器」などから歩数や体重、睡眠時間などのデータが簡単に転送できる。うまく活用して、新年も軽やかに過ごしたいものだ。

代わりに見張っててくれるウェアラブル端末、便利ですよ
代わりに見張っててくれるウェアラブル端末、便利ですよ