いまや、家庭にデスクトップパソコンを持っている人は少数派。子どもの運動会ビデオを編集したいお父さんや、DTMで音楽制作をしたい高校生など、特定の目的を持った人の持ち物となった。

そんな少数派の人たちにとって重要なのは、サイズとデザイン。ハイスペックを要求する人もいるにはいるが、多くはなるべく小さく、“もて部屋”に設置しても浮かないデザインを求めている。


「LIVA X2 Limited Edition」は、小さなサイズとお弁当箱のようなかわいい(?)デザインを持つデスクトップパソコン。ジャストシステム「一太郎 2016」発売記念の特別仕様モデルとして登場した。

ジャストシステム「一太郎 2016」発売記念の  特別仕様モデル「LIVA X2 Limited Edition」
ジャストシステム「一太郎 2016」発売記念の
特別仕様モデル「LIVA X2 Limited Edition」

最大の特徴は、156×83×51ミリのお弁当箱サイズであること。コンパクトなので、机の上においても邪魔にならない。VESAマウントが付属しているので、VESA対応モニタの裏側に取り付けることも可能だ。

「安心してください  モニターの裏に、付いてますよ!」
「安心してください
モニターの裏に、付いてますよ!」

外観には「一太郎」特別外装カラーを採用。オリジナルの「PC LIVA X2」もかなりお弁当箱っぽいデザインだったが、このカラーを纏い、さらに特別スリーブパッケージに収められたことによって、ますます女性社員が会社に持ってくるお弁当箱の佇まいとなった。

参考画像:オリジナルの「PC LIVA X2」  すでにかなり弁当箱っぽい外観だ  だが「LIVA X2 Limited Edition」は「一太郎」特別外装カラーにより  ますますお弁当箱の佇まいに
参考画像:オリジナルの「PC LIVA X2」
すでにかなり弁当箱っぽい外観だ
だが「LIVA X2 Limited Edition」は「一太郎」特別外装カラーにより
ますますお弁当箱の佇まいに

「え?今日のおかず? 白ネギの豚肉巻きと、スナップエンドウのマリネと、蓮根の梅かつお…」
「え?今日のおかず? 白ネギの豚肉巻きと、スナップエンドウのマリネと、蓮根の梅かつお…」

ファンレスヒートシンク設計を採用し、完全無音動作を実現。最近は、PCのファンの音で気持ちが不安定になってしまう人も少なからずいるようだが、そのような人にもぴったりだろう。

うるさいパソコンのスイッチを切ると、部屋が静かになって  身体の力がすっと抜けるのがわかりますよね  ファンの音、ストレスなんだよな
うるさいパソコンのスイッチを切ると、部屋が静かになって
身体の力がすっと抜けるのがわかりますよね
ファンの音、ストレスなんだよな

仕様書にはその他、Windows 10 Homeが搭載されていることや、プロセッサとしてIntel Celeronが採用されていることなどが記載されているが、おそらく、いまどきそんなものを気にする人などいないだろう。「LIVA X2 Limited Edition」は、このデザインを可愛いと思った人、そしてかつて一太郎のファンだった人をターゲットにしたものだ。

例えばUSB3.0ポートが3つ用意されていたり
例えばUSB3.0ポートが3つ用意されていたり

デュアルモニター対応になっていることに  感動する人はもうどこにもいないだろう
デュアルモニター対応になっていることに
感動する人はもうどこにもいないだろう

残念であり、不思議でもあることだが、このPCには一太郎はバンドルされておらず、別売りとなる。実際に使えなくても良いので、起動画面だけでも楽しめるギミックなどがあれば良かったのだが。

一太郎はバンドルされていません  残念!
一太郎はバンドルされていません
残念!

価格は3万9,990円。ジャストシステム製品ユーザーに対しては、割引サービスがあるようだ。ジャストシステム直営ECサイトから購入できる。