同ランキングは、“より多くの人に読んでほしい2015年の良作漫画”を全国3,000店の書店員の投票によりまとめたもの。2007年から毎年12月に発表され、今年で9回目を迎えるとか。
2015年の1位~15位は以下のとおり。
1位:僕だけがいない街/三部けい
2位:ダンジョン飯/九井諒子
3位:恋は雨上がりのように/眉月じゅん
4位:岡崎に捧ぐ/山本さほ
5位:だがしかし/コトヤマ
6位:ゴールデンカムイ/野田サトル
7位:この音とまれ!/アミュー
8位:黒博物館 ゴースト アンド レディ/藤田和日郎
9位:町田くんの世界/安藤ゆき
10位:波よ聞いてくれ/沙村広明
11位:ヲタクに恋は難しい/ふじた
12位:ブラッククローバー/田畠裕基
13位:BLUE GIANT/石塚真一
14位:ハイキュー!! /古舘春一
15位:3月のライオン/羽海野チカ
1位に輝いた「僕だけがいない街」は、過去と未来を行き来するタイムリープサスペンス。2016年1月からTVアニメ開始、3月に実写映画公開が決定しており、本編もクライマックスを迎えている。
(c)Kei SANBE/KADOKAWA
2位の「ダンジョン飯」は、RPGなどでおなじみのダンジョン冒険ファンタジーを、「お腹がへったら?」「トイレはどこで?」という身近な視点で生活感たっぷりに描写した作品。豊かな発想と画力が連載開始時から話題を呼んでいる。
(c)九井諒子/KADOKAWA
3位の「恋は雨上がりのように」は、17歳の女子高生がバイト先の冴えない45歳のファミレス店長に片思いする年の差ラブを描いた作品。老若男女の心にじわりとしみわたる正統派純愛ストーリーが支持されているそうだ。
(c)眉月じゅん/小学館
なお12月19日発売の同誌面では50位までのランキングのほか、ランクイン作家のインタビューも掲載されている。