欧米のアパート・マンションでは、部屋の中に洗濯機が無いことも多く、週末になるとみんな近所にあるコインランドリーまでランドリーバッグを抱えて出掛けます。
スニーカーなどもここで洗濯します
でも、週末のコインランドリーは混雑しがちで、下手するとそこで半日を過ごすはめになることも。多くの人にとって、毎週末のコインランドリー通いは負担になっており、その負担を低減する目的で設計されたのが「Drumi」です。
毎月のコインランドリーの使用料、馬鹿にできない額になるので
「Drumi」は、小型軽量で狭い部屋にも設置できる洗濯機。電気洗濯機の20%程度の水で洗濯できるので、排水施設を部屋内に設置する必要がありません。一回の洗濯に必要な時間は10分程度。大量の洗濯はできないのですが、毎日ちょこちょこ洗濯することで週末のコインランドリー通いを回避できれば、その方がストレスが少なくて済むでしょう。
1回の洗濯で投入可能な衣類の重さは2.23キロ程度。これは、ジーンズなら1本、セーターなら3着、Tシャツなら6着、男性用ボクサーパンツなら8枚にあたるのだとか。
という組み合わせもありだそうです
電気が不要なので、オートキャンプにもぴったり。クルマのトランクに積んで手軽に持ち運びができます。
ちょっと、炊飯器のようでもあります
ペットのいる家庭では、ペット専用の洗濯機として使用することも。他の洗濯物と分けて洗うことで、匂いが移ったり、毛がついたりするのを防げます。
開発元のyiregoは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで、宣伝キャンペーンを兼ねた予約受付を実施中。記事執筆時点では、199ドルでグリーンカラーの「Drumi」を1台入手可能です。日本への配送にも対応するとのことです。
日本のアパート・マンションでは、かなり狭めの部屋でも洗濯機置き場が用意されているので、「Drumi」に対する需要は少なそう。でもオートキャンプ好きな人には便利かもしれませんね。出荷は2016年の10月に予定されています。
洗濯機置き場には別の物を置いて、スペースを有効活用するとか?