小さな芸術品でティータイム
小さな芸術品でティータイム

クリスマスや年末年始で家に人が集まることも多い冬。特に女性が多く集まる場では、皆が持ち寄ったスイーツばかりが並びがちです。

そこで気の利いたお茶を用意するなら「工芸茶」がオススメ。

工芸茶とは、茶葉と花を細工して組み合わせた“お茶の芸術品”。歴史ある中国茶の中でもごく最近考案されたもので、ヨーロッパでも人気急上昇中なのだとか。

今回ご紹介するのは、お茶の専門店「LUPICIA(ルピシア)」の工芸茶「テマリ」。1個入りで価格は380円(税込)です。そのまま人にあげられそうなパッケージで、店員さんも「ギフトによく売れる」と話していました。ちなみに筆者が行った店舗ではクリスマス商品に押されて(?)店頭に出ていなかったのですが、店員さんに聞くと出してもらえます。

シンプルなパッケージがオシャレ
シンプルなパッケージがオシャレ

今回は6種類のラインナップから「愛来花(アイライカ)」「喜舞花(キマイカ)」「優悠花(ユウユウカ)」の3種類を購入。まずは「愛来花」を開封してみます。

幸福感に溢れた名前
幸福感に溢れた名前

まさに手毬のようなお茶が出てきました
まさに手毬のようなお茶が出てきました

淹れ方は、耐熱グラスなどに入れて熱湯(約400ml)を注ぐだけです。

グラスは深めのもので
グラスは深めのもので

数分で茶葉が開いてくるので、徐々に花が咲く様子を楽しみましょう。

茶葉の中から
茶葉の中から

小さな花が!
小さな花が!

完全に開くと静かに底に沈んでいくので、お湯を注ぎ足しながらいただきます。すべてベースはジャスミンティーとのことで、芳しい香りとふくよかな味わいが広がります。

赤色のユリにジャスミンの白い花輪が開きました
赤色のユリにジャスミンの白い花輪が開きました

続いて「喜舞花」。小さな赤い花が蝶のよう。

「喜舞花」
「喜舞花」

菊花の上にアーチ。お祝いにも良さそう
菊花の上にアーチ。お祝いにも良さそう

最後は「優悠花」。菊花の上に千日紅、ジャスミンの花が連なり、とても華やかです。

「優悠花」
「優悠花」

白い花が雲のように浮かびます
白い花が雲のように浮かびます

薄く色づいたお茶越しに花を眺めていると、何だか古い映画を観ているようなノスタルジックな気持ちになります。飲み終わっても捨てるのが忍びないという人は、テーブルフラワーとして飾ってもいいかも。

なお筆者はグラスとデカンタを使用しましたが、1個でもたっぷり飲めるのでガラスのポットやピッチャーで分けるのがオススメ。とびきり優雅な時間を過ごしたい時に、是非お試しください!