雪上を走行できる自転車としては、「KtracK」や「Bike Snowboard」など、複数の商品がすでに販売されている。だが、氷上を走行できる自転車というのは、これまでなかったのではないだろうか?


参考画像1:雪上をスキ―のように走行できる自転車「KtracK」
参考画像1:雪上をスキ―のように走行できる自転車「KtracK」

参考画像2:雪上をスケートボードのように走行できる自転車「Bike Snowboard」
参考画像2:雪上をスケートボードのように走行できる自転車「Bike Snowboard」

だが今年、「Buffalo Icecycle」が登場した。これは多くの人が待ちに待った(?)氷の上を走行できる自転車。スケートが苦手な人でも、手軽にアイススポーツを体験できる。

「Buffalo Icecycle」は、氷の上を走行できる自転車  手軽にアイススポーツを体験できる
「Buffalo Icecycle」は、氷の上を走行できる自転車
手軽にアイススポーツを体験できる

「Buffalo Icecycle」の後輪はスパイクピンの付いたスタッドタイヤになっており、氷上であっても滑ることなくパワフルに前進できる。

後輪はスタッドタイヤ  氷上をパワフルに前進できる
後輪はスタッドタイヤ
氷上をパワフルに前進できる

前輪はスケートブレードが取り付けられていて、ハンドルを切ることで方向転換が可能だ。

前輪はスケートブレード  方向転換を可能にする
前輪はスケートブレード
方向転換を可能にする

その他、自転車の下部分にあるフレームには4か所ブレードが取り付けられており、自転車を安定させている。サイズは全長1.7メートルで幅が60センチとかなり大きめ。安定性が高いので初めて乗った人であっても、すぐにコツをつかみ、走行が可能になるそうだ。

「Buffalo Icecycle」のサドルをまたぎ、陰陽師の「SEIMEI」やショパンの「バラード第1番ト短調」をかけながら氷上を滑れば、スケートが苦手な人でも羽生結弦さんの気持ちを少しだけ理解できる…かもしれない。

いや、無理だろう…。
いや、無理だろう…。

カラーバリエーションはブルーの他、オレンジ、ミントグリーンの3色展開。米国の通販サイトHammacher Schlemmerで購入できる。価格は2,500ドル(約30万円)だが、日本への送料などが別途550ドル(約6万6,000円)必要となる。