目からウロコ!?誰でもキレイにできる握り方
目からウロコ!?誰でもキレイにできる握り方

今年も新米が店頭に並ぶ季節。やっぱり炊きたてが一番ですが、毎日のお弁当や行楽にはおにぎりやおにぎらずにして持って行くことが多いですよね。個人的にはおにぎらずよりギュッと握ったおにぎりのほうが好きなのですが、なかなかキレイな三角形にならないのが悩み。

そこで、一般社団法人おにぎり協会が開催したイベント「全国新米食べ比べ~おにぎり協会認定炊飯器発表イベント~」に参加してコツを学んできました!


◆おにぎり専門店「宿六」によるおいしい握り方

イベントでは“東京で一番古い”といわれるおにぎり専門店「おにぎり 浅草 宿六」(東京・浅草)の三代目店主・三浦さんが登壇し、同じくゲストに招かれた元柔道家の篠原信一さん、キッズモデルのエヴァさんにおにぎりの握り方をレクチャーしました。以下、その内容をご紹介します。

まずは手に水をつけ、手のひらにのるくらいのご飯をのせます。

手に水をつけて
手に水をつけて

ご飯を手に取ります
ご飯を手に取ります

そのご飯を一度まな板の上に置いて少し広げます。

「このまま握ると熱いでしょ」(三浦さん)
「このまま握ると熱いでしょ」(三浦さん)

そして、ここがポイント。まな板の上でそのまま三角形にしちゃうんです!

両手でギュッと三角形に
両手でギュッと三角形に

こんな感じ
こんな感じ

あとは手に塩をすりこんで、キュッと3回ほど握れば完成。

塩をすりこんで
塩をすりこんで

3回握れば完成!
3回握れば完成!

最初に三角形を作っておくことで、握り過ぎを防いでふんわり仕上げるのがポイントだそう。確かにこの方法なら誰でもできそうです。

ちなみに篠原さんとエヴァさんが作るとこんなに大きさが違いますが、どちらもキレイな三角形でした。筆者もさっそく自宅で試してみましたが、いつも通り握るより早くきれいに仕上がります。普段やらない家族も「キレイにできて楽しい」とのこと。おにぎり作りが苦手な方は是非試してみてください!

篠原さんのおにぎり、エヴァちゃんの顔くらいあります
篠原さんのおにぎり、エヴァちゃんの顔くらいあります

◆おにぎり協会認定の炊飯器「本炭釜 KAMADO」

なおこの日は“おにぎり協会認定炊飯器第一号”として、三菱電機のIHジャー炊飯器「本炭釜(ほんすみがま)KAMADO」の認定式も行われました。同製品は、炭を削り出した内釜で昔ながらのかまどのような高火力で炊き上げるのが特徴。時間が経過してもパサつかず、「にぎってから時間をおいて食べる」というおにぎりならではの特性を生かせる炊飯器という点で評価されたそうです(詳しいレビューは姉妹サイトえん食べでも紹介しています)。

おにぎり協会認定炊飯器「本炭釜 KAMADO」  10万円を超える高級炊飯器です
おにぎり協会認定炊飯器「本炭釜 KAMADO」
10万円を超える高級炊飯器です

イベントの来場者にも同炊飯器で炊いた新米のおにぎりが振る舞われ、筆者も様々な銘柄米のおにぎりを堪能。甘くもっちりとした食感の「つや姫」(山形県)や具に負けず香り高い「コシヒカリ」(愛媛県)など種類や産地によって違いがありますが、どれも米粒が立っていて、1粒1粒がみずみずしい!せっかくお米がおいしい季節、皆さんもお気に入りの“おにぎり米”を探してみてはいかがでしょうか?

さすが高級炊飯器。いくらでも食べられそうでした
さすが高級炊飯器。いくらでも食べられそうでした