ウェザーニューズは、「オリオン座流星群」が観測ピークを迎える10月21日の天気傾向を発表した。明日の夜は広い範囲で流星観測のチャンスがあるとしている。

■10月21日の天気は? 
10月21日から22日早朝にかけては、西~東日本は高気圧に覆われて各地で晴れ、観測には絶好の夜空となりそう。北日本でも雲の切れ間から見られるチャンスがあるが、深夜は雲が広がりやすくなるので、観測は21日夜の早いうちか、22日の早朝がおススメ。


オリオン座流星群観測可能地域
オリオン座流星群観測可能地域

沖縄では、日本の南海上に停滞する前線と台風24号の影響で雲が広がりやすく、先島諸島を中心に厚い雲が広がり観測には厳しい天気になりそう。

今回公表された情報は10月20日時点での予報をもとにした見解。最新の情報については、同社のPC向けサイト 、スマートフォン向けサイト、およびスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」で確認されたい。 

■オリオン座流星群とは?
オリオン座流星群の母彗星はハレー彗星。オリオン座のすこし左が放射点となる。全流星群の中では速度が2番目に早く、明るい流星が多く見られるのが特徴。今年の出現のピークは10月21日夜から22日早朝。21日は24時頃に月が沈むため、天気が良ければ良好な観測条件となる。

オリオン座流星群放射点(画像はウェザーニューズのWebサイトから)
オリオン座流星群放射点(画像はウェザーニューズのWebサイトから)

■「SOLiVE24」で“オリオン座流星群”を全国7か所から生中継
ウェザーニューズが運営する24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、21日23時から25時まで(事前番組は22時から)、全国各地から生中継を行う特別番組を予定している。中継地点には、観測に適すると予想される全国7か所をセレクト。番組はスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」、PC、テレビ(BS 910Ch)で視聴できる。