ほかほかご飯に生卵を割り入れるだけの超絶お手軽メニュー「たまごかけごはん(略してTKG)」。もはや“国民食”などと言われていますが、筆者は白身のにゅるんとした食感が苦手で自ら食したことはほとんどなく、TKGなんて“とるに足らない君のグチ”の略だと思ってました。
でも、栄養豊富なたまごを割るだけでできるごはんは忙しい時にも助かりますよね。何とか克服したい。そこで使うのが「ハンドブレンダー」。
ちなみに今回使用したのはブラウンの「マルチクイック MQ700」。以前ご紹介した「MQ775」と同じく、握る力でスピードが調整できる「スマートスピード」ボタンを搭載しています。機能は「つぶす」「まぜる」の2つのみで、付属品も少なく収納しやすいエントリーモデルです。
そして、このブラウンのサイトでひっそりと(?)紹介されているのが“進化系たまごかけごはん”。その正体とは?早速作ってみましょう。
■ポイントは、“白身だけ泡立てる”こと
進化系たまごかけごはんのポイントは、“白身だけ泡立てる”こと。ブレンダ―を使えば1分もかからず泡立つので、あとはご飯にのせ、取り分けておいた黄身をのせれば完成です。
白身のふわふわと、濃厚な黄身の2種類の食感が楽しめこれだけでも十分新感覚なのですが、さらに野菜や味付けを加えるとグッと豪華な一品になります。
アレンジ1:オクラ
白身を低速で泡立ててふんわりさせたら、鰹節、しょうゆ、茹でたオクラを加えて軽く混ぜます(食感を残すのがオススメ)。ご飯にのせ、黄身とお好みで刻みのりをのせたら完成。
これ、めちゃくちゃおいしい。ねばねばしたとろろのような食感ですが、後味がもっとさっぱりしていて、サラリと食べられます。
アレンジ2:ハムコーン
白身を低速でふんわり泡立て、かいわれ大根、ハムをちぎって加えかくはんします。ご飯の上にかけ、卵黄をのせ、コーンをちらして完成。お好みでしょうゆをかけて頂きます。
ハムの肉感でグッと食べ応えが増し、お昼でももうこれだけで十分!
筆者、生まれてきてやっと「たまごかけごはんっておいしいね」って言った気がします。同じ理由で苦手だった人や、いつものたまごかけごはんに飽きてしまった人、ぜひ試してみて下さい。サイトにはその他のアレンジも掲載されていますが、自分流にアレンジしても楽しそうですね。個人的にはなめ茸やアボカドなんかもやってみたいと思います。
※レシピは「ブラウンハウスホールド」の公式サイトを参考にしています。監修は料理研究家のふじわらみきさん。