おうちごはんが一番だけど、本格的に作る時間がない。そんな筆者が、おなじみの商品や食材を使った新しい食べ方を紹介する「えんウチキッチン」。第1回は和風調味料「白だし」に注目します。

今回使用するのはヤマキの「割烹白だし」。関東出身の筆者は最近この調味料の存在を知ったのですが、今やすっかり冷蔵庫のレギュラーポジションを獲得し、時短料理に大活躍中。そんな割烹白だしの公式サイトで、新たに夏向けのレシピが公開されたので早速作ってみました。


一からだしを取らなくたっていいじゃない  おいしいんだもの。
一からだしを取らなくたっていいじゃない
おいしいんだもの。

◆あっという間にできる!“混ぜるだけ”冷製スープ2品

暑い日はみそ汁の代わりに一品添えたい冷製スープですが、冷たいまま飲むので味がごまかせないイメージ。でも白だしを使うだけで、火を使わず本格的な味わいが出せちゃいます。

まずは「トマトジュースde白だしスープ」。ボウルに無塩のトマトジュース(カップ1・1/2)、白だし(40ml)、氷(カップ1/2)を混ぜ合わせたら、器に盛り、バジルを飾ります。お好みでレモン・オリーブオイルを振りかけてできあがり(材料は2人分)。
 
主な材料はこれだけ
主な材料はこれだけ

浮かぶ氷が涼しげ~
浮かぶ氷が涼しげ~

甘酸っぱいトマトにだしのコクが加わり、濃厚で深い味わいに。この分量だと作りたてはちょっと濃いめで、氷が溶けた頃に丁度よくなります。好みで調整してくださいね!

続いては、夏の冷蔵庫に残りがちな食材を使った「かにかまの冷スープ」。1人分の器に細かく裂いたかに風味かまぼこ(1本)、千切りにしたきゅうり(1/4本)とみょうが(1/2個)を入れ、割烹白だし(20ml)、冷水(180ml)を注いで軽く混ぜたら完成です。

中途半端に残った夏野菜が
中途半端に残った夏野菜が

さっぱりさわやかな夏のスープに
さっぱりさわやかな夏のスープに

だし香るまろやかなスープと、さわやかなみょうがの香味がアクセントになった夏らしい一品。こってりした料理にも合いそうです。

◆いつものそうめんをごちそうに「洋風白だし涼麺」

すぐにゆであがるそうめんは夏に重宝しますが、あまり続くと家族からは不満の声も…。そんな時はめげずに(?)いつもと違ったアレンジにしてみては?最後は筆者もすでに数回リピートしているイチオシレシピです。
 
これもだいたいうちにあるもので作れます
これもだいたいうちにあるもので作れます

【材料(2人分)】
そうめん(2束)、豚バラ薄切り肉(100g)、トマト(1個)、きゅうり(1本)、 水(カップ3/5) 、白だし(大さじ2)、 オリーブオイル(小さじ2)、こしょう少々

【作り方】
1.そうめんは表示通りにゆでて冷水で洗い、ザルで水気をきって器に盛る
2.豚肉は細切り、トマトは湯むきしてさいの目切り、きゅうりはすりおろして軽く水気をきる
3.フライパンで豚肉を炒め、白だし(分量外、小さじ2)で味をととのえる
4.そうめんに豚肉をのせ、トマト・きゅうりを飾る。水と白だしを合わせたものとオリーブオイルを回しかけ、こしょうをふる

野菜たっぷりで食べ応えある一皿
野菜たっぷりで食べ応えある一皿

豚肉はしっかり焼き色がつくまで焼くのがポイント。濃厚な脂とコクが野菜と絡み合い、食欲がかきたてられます。そうめんにオリーブオイルが合うのも新発見!

洋風にも和風にもなる白だしはまさに万能選手。引き続きどんどんレパートリーを増やしたいと思います。

※画像はイメージですので、実際のレシピの分量と異なる場合があります