粉の袋を開けたら必ずと言っていいほど辺りにまき散らす不器用な筆者。以前袋の口に取り付ける「袋キャップ」をご紹介したことがありますが、こちらは粉がまとまって出てくるため、万遍なくまぶすのはちょっと大変です。
そんな“粉まぶし”に便利なアイテムを先日東急ハンズで発見。生活雑貨ブランド「reina」から今年発売された「FURIKO(フリコ)」です。
この商品は、小麦粉や片栗粉、粉砂糖などを入れて使用する「粉ふるい」をコンパクトな容器にしたもの。500ml ペットボトルくらいのサイズで、調理スペースでも場所をとりません。
早速薄力粉を入れて使ってみます。使い方は、片側から粉を入れてキャップを閉じ、反対側のキャップを外してふるい出すだけ。入れ口は直径7cm ほどあり、さすがの筆者もここは粉をまき散らすことなく入れられました。
使用時は2通りの出し方で量を調節可能。本体容器を持って上部の回転パーツを“回す”と少量を狭い範囲に、“叩く”と多めの量を広範囲に出せます。
空気を含んだ粉がふわっと広がるので、出過ぎて無駄になることもなく、あとは肉を軽くはたけば完了。使用後はケースをひっくり返してそのまま置いておけば、すぐに次の作業へ移れます。なお、キャップをきちんと閉めておかないと持ち上げた時に外れやすくなるので注意!
容器自体は完全密封というわけではないので保存用とまではいきませんが、少量を詰めておけば必要な時にサッと振りかけられて便利。“キャップを外せばすぐに粉が出てくる”…ただそれだけなのですが、想像以上に調理時の心理的負担が減る気がします。
FURIKO の価格は1,500円(税別)。カラーは今回使用したホワイトのほかレッドもあるようです。