貝印の調理器具ブランド『Kai House』から、「日本料理 一凛」(東京・神宮前)との共同企画製品「橋本幹造 両刃包丁」が2月23日に発売される。

気鋭の若手日本料理人・橋本氏との共同開発
気鋭の若手日本料理人・橋本氏との共同開発

一凛は2012年にミシュラン東京で2つ星を取得した日本料理店。店主である橋本幹造氏は「和食の素晴らしさや和食の技術を未来に伝承したい」という想いから、料理に留まらず製品開発やメディア出演など様々な活動を行っている。


貝印と初の取り組みとなる包丁は、“家庭で和食作りを楽しむ”をコンセプトに、和食における細かな作業を考慮した操作性や握りやすさにこだわって開発されたそう。包丁の重心を刃のほうへ置くことで、包丁自体の重みを利用して食材に負担をかけず切れるのだとか。

何十本もの試作品を試して決定した重心のバランス
何十本もの試作品を試して決定した重心のバランス

「同じキュウリを切っても、包丁によって見た目も味も変わる」と橋本氏  同包丁は切り口のみずみずしさが違うのだとか
「同じキュウリを切っても、包丁によって見た目も味も変わる」と橋本氏
同包丁は切り口のみずみずしさが違うのだとか

ラインナップは、五寸と七寸の2種。七寸のサイズは全長35cm/刃渡り21cm、メーカー希望小売価格は1万5,000円。五寸のサイズは全長28cm/刃渡り16cm、メーカー希望小売価格は1万円。専門店、百貨店、貝印の公式オンラインストアなどで購入できる。

先端を切り落とした刃先は細かな作業に向く
先端を切り落とした刃先は細かな作業に向く