1984年に公開された初代 Macintosh。未来のテクノロジーを具現化したデザインが魅力的でした。いまでもこのデザインが一番好きだという Apple マニアの方は大勢存在します。

初代 Macintosh が公開されて30年あまり。Apple は後継機種である iMac を販売しています。最新の iMac は技術的には素晴らしいものではあるのですが、でもかつてのデザインからはずいぶん違ってしまいました。CURVED/labs はこのことについて次のように述べています。

「30年前、スティーブジョブズ氏はコンピューターをよりユーザーフレンドリーなものにしたいと望んでいた。だからジョブズ氏は初代 Macintosh に“顔”を与えたのだ」

「CURVED/labs-Mac」は、この初代 Macintosh が現代によみがえったら?というコンセプトで作られたデスクトップ PC。CURVED/labs が製作しました。懐かしく美しいデザインを再現しつつ、現代のテクノロジーを搭載しています。


CURVED/labs-Mac の製作で利用されたのは、11インチ版 MacBook Air のコンポーネント。このため、その内部にはインテルの i7 CPU や128GB の SSD、そして8GB のメモリーが搭載されています。


そのような最新の技術を満載しながら、外観は1984年の初代 Macintosh 風というのが、このマシンの最大の魅力です。


CURVED/labs-Mac では、FD ドライブが SD カードスロットで置き換えられています。SD カードは、スロットの端っこに挿す仕組み。舌を出したペコちゃんのようで、ちょっとかわいいですね。


CURVED/labs-Mac が Apple の次期 iMac に影響を与えることはなさそう。でも、もしこんなデザインだったら欲しいかも。そんな気持ちにさせるデザインです。

(画像はすべて CURVED のサイトから)