エステバン(ESTEBAN)というと、1979年に南フランスのモンペリエで創業したフレグランス商品のメーカー。1984年に会社組織となり、今年で30周年です。そんな節目の年にエステバンから発売されたのが、日本限定商品の「カードフレグランス carte parfumée」。日本風にいうと“名刺香”にあたります。

エステバン カードフレグランス  左:「オルキデ」はフローラルグリーンの香り  中:「サンタル」はソフトウッディの香り  右:「トンカ」はスパイシーウッディの香り  いずれも、5枚入りで1,000円(税別)
エステバン カードフレグランス
左:「オルキデ」はフローラルグリーンの香り
中:「サンタル」はソフトウッディの香り
右:「トンカ」はスパイシーウッディの香り
いずれも、5枚入りで1,000円(税別)

名刺香とは、名刺入れに入れておく、香りを移した紙などのこと。名刺入れを開いたときや名刺を渡したときに香りがほのかに漂うので、初対面の緊張を和らげたり、話の接ぎ穂になったりします。エステバンは「香りとともに皆様の気持ちが伝わり、日々の出会いがより素晴らしいものになること」を願って開発をしたそうです。


名刺香のほか、手紙に入れる“文香”としても使えます。文香だと、封筒を開けた瞬間に香りを楽しんでもらうだけでなく、受け取った方自身にも使っていただけるので、さりげない贈り物になるでしょう。

名刺入れに入れて名刺香  手紙に入れて文香
名刺入れに入れて名刺香
手紙に入れて文香

ほかにも、財布に入れたり、マネークリップに挟んだりしておくと、買い物でお店の人と話す切っ掛けが自然に生まれます。本や手帳に挟んでおくのも、スマホカバーに入れておくのもよいです。

会計でお店の人と会話が始まるかも
会計でお店の人と会話が始まるかも

手帳やスマホを開くたびにほのかな香りが
手帳やスマホを開くたびにほのかな香りが

特におすすめなのは、セキュリティの厳しいオフィスで欠かせない ID カード入れに忍ばせておく使い方。香りをさり気なく身にまとうことができて、誰かと廊下ですれ違ったり、ロックを解除しようとカードをかざしたりする日常が素敵なシーンに変わります。

ID カード入れに忍ばせておいても
ID カード入れに忍ばせておいても

このカードフレグランスの魅力は、香りがコミュニケーションを生み出すことではないでしょうか。主張し過ぎない香りという、とっても“和”なテイストの商品です。なぜフランスの会社がこうした“和”な商品を出せたのでしょうか。

それは、エステバンがお香で有名な日本香堂のグループ会社だから実現できたのかもしれません。つまり、フランスのエステバンと、和の日本香堂が融合ですね。

各種5枚入り1,000円(税別)とお手ごろ価格なので、自分で使っても、プレゼントにしてもよさそうです。